西迎寺は永禄四年（1561年）に開山 。 徳川家康公の始祖にあたる新田（得川）義季公の念持仏と伝わる、鎌倉時代造立の善光寺式阿弥陀如来をご本尊として、長きにわたり地域の皆様の信仰の拠り所となってまいりました。

江戸嘉永年間に建立された本堂は、当時の職人による秀逸な彫刻が随所に施され、荘厳な空間を今に伝えています。 この歴史ある本堂で、仏さまの御前にて、皆様の大切な儀式を真摯にお勤めいたします。

「お墓を継ぐ者がいない」「遠方の子供たちに負担をかけたくない」「最後はふるさとで眠りたい」
そうした様々なお気持ちに応えるため、西迎寺では本堂脇にお参りしやすい永代供養墓を整備いたしました 。 季節の花が咲く花壇に囲まれ、阿弥陀仏が静かに見守る 、心安らぐ環境です。

西迎寺のご供養は、すぐに他の方と合祀することはございません。 故人様を偲ぶご家族のお気持ちを大切に、「二十三回忌まで」個別に手厚くお守りし、毎年の供養法要も厳修いたします。

昨今、お葬儀はホールで行うことが一般的となりました 。 しかし、西迎寺では、霊験あらたかなご本尊様をお祀りする、この荘厳な本堂でのお見送りをお勧めしております。
新たに祭壇を設える必要はなく 、歴史ある仏具に囲まれ、格調高く故人様をお送りする。 それは、ホールでの葬儀とは異なる、心に深く刻まれる儀式となるはずです。

西迎寺は、特定の檀家様のためだけのお寺ではありません。 これまでお寺とご縁がなかった方でも、大切な方をお送りするお気持ちがあれば、宗派を問わず 、真心を込めておつとめさせていただきます。