詐欺|人はなぜ騙されるのか、一番危険な思い込み。

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國房澪天

更新日:

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    こんにちは!

    大阪の泉佐野市、福岡県朝倉市で探偵をしています。

    株式会社FORTUNAの島崎です。

    特殊詐欺は日々巧妙化して

    今も被害者が増え続けています。

    そして警察は、トカゲの尻尾を切り続けてはいますが

    なかなか頭まで辿り着けていないのが現状です。

    そんな詐欺師に騙されないように

    「人はなぜ騙されるのか」について

    私が実際経験してきたリアルなケースを思い出しながら

    心理学的な事実についてもまとめていきたいと思います。

    ⬜︎ 人はなぜ騙されるのか

    ○ 騙される瞬間、脳では何が起きているのか

    ⬜︎ 騙されやすくなる心理的・状況的要因

    ① 感情の揺さぶり(パニック誘導)

    ② 認知バイアスという”心のクセ”

    ③ 権威や信頼への依存

    ④ 「自分は特別」という過信

    ⑤ 疲労・忙しさ・思考停止

    ⑥ 孤独やストレスを抱えているとき

    ⬜︎ 騙す側の手口は計算され尽くされている

    ○ 時間制限と希少性

    ○ 情報操作

    ○ 役割の転換

    ⬜︎ 騙されやすい人の特徴

    ⬜︎ まとめ「自分は騙されない」が一番危ない

    ⬜︎ 人はなぜ騙されるのか

    「自分だけは大丈夫」という思い込みが一番危ないです。

    「自分は詐欺に引っかかるタイプじゃない」

    多くの人がそう思っていると思います。

    しかし実際には、年齢・職業・知識の有無に関係なく

    誰にも”騙される側”になる可能性があります。

    なぜ人は騙されてしまうのか。

    それは単に「注意不足」や「知識がなかったから」

    ではありません。

    詐欺師は、人の心理・感情・脳の動きを巧みに

    突いてくるからです。

    騙される瞬間、脳では何が起きているのか

    人が冷静に物事を判断するときに働くのが「前頭葉」です。

    ところが人は騙されると

    ・ 強い不安

    ・ 恐怖

    ・ 焦り

    ・ 期待感

    といった感情を一気に揺さぶられ、前頭葉の働きが

    低下します。

    いわば「考える脳」が止まり

    「感じて動く脳」だけで行動してしまう状態です。

    特に特殊詐欺に遭われた方は

    「家族を助けたい」「今すぐ何とかしなきゃ」という

    感情が先走り、パニック状態のまま指示に従ってしまう

    ケースが多く見られます。

    ⬜︎ 騙されやすくなる心理的・状況的要因

    ① 感情の揺さぶり(パニック誘導)

    ・ 「今すぐ振り込まないと大変なことになる」

    ・ 「時間がない」

    ・ 「あなただけに特別な話」

    こうした言葉で恐怖、不安、期待を煽られると、

    人は冷静に考える余裕を失います。

    ② 認知バイアスという”心のクセ”

    詐欺師は、誰もが持つ心理のクセを利用します。

    確証バイアス

    人は一度「信じたい」と思うと、

    それを裏付ける情報ばかりを集めて

    不都合な情報を無意識に無視してしまいます。

    後悔回避

    「もしかして騙されたかも‥」と思っても

    それを認めるのは苦痛です。

    そのため、すでにした行動(入金など)を

    正当化しようとします。

    この段階に入ると、被害は拡大しやすくなります。

    ③ 権威や信頼への依存

    ・ 警察官

    ・ 医者

    ・ 弁護士

    ・ 有名人

    ・ 専門家を名乗る人物

    人は「肩書き」に弱い生き物です。

    話し方が丁寧で、知識が豊富そうに見えるだけで

    内容を疑わなくなってしまいます。

    ④ 「自分は特別」という過信

    特に中高年層に多いのが

    ・ 「自分は世の中をわかっている」

    ・ 「これはチャンスだ」

    ・ 「選ばれた人しか知らない話」

    という自己肯定感や優越感を刺激されて

    冷静さよりも期待感が勝つと、

    判断は一気に甘くなってしまうのです。

    ⑤ 疲労・忙しさ・思考停止

    ・ 忙しいとき

    ・ 疲れているとき

    ・ 体調が悪いとき

    ・ 精神的に弱っているとき

    こうした状態では

    「深く考えずにクリックする」「言われるまま行動する」

    という思考停止が起きやすくなります。

    詐欺師は、そこを見逃さずに狙ってきます。

    ⑥ 孤独やストレスを抱えているとき

    孤独感や不安が強いとき

    人は「話を聞いてくれる存在」「頼れる存在」

    依存しやすくなります。

    詐欺師は”親切な味方”の顔をして

    近づいてきます。

    ⬜︎ 騙す側の手口は計算され尽くされている

    ○ 時間制限と希少性

    「今だけ」「今日中」「残りわずか」

    詐欺師は考える時間を与えません。

    ○ 情報操作

    真実と嘘を混ぜ、本当っぽさを

    演出してきます。

    ○ 役割の転換

    一度詐欺に関与させた後

    被害者を「お願いする側」「加担する側」に

    回らせることで、抜け出しにくくします。

    ⬜︎ 騙されやすい人の特徴

    ・ 誰にも相談せず、自分で何でも判断してしまう人

    ・ 断ることが苦手な人

    ・ 話を最後まで聞かずに判断する人

    ・ 「良い人」であろうとしすぎる人

    これらは性格の欠点ではありません。

    誰にでも、きっかけさえあれば起こり得ることです。

    ⬜︎ まとめ「自分は騙されない」が一番危ない

    詐欺は、知識や賢さでは防げません。

    感情を揺さぶられた瞬間、人は判断力を

    失うからです。

    大切なのは

    ・ その場で決めない

    ・ 一人で判断しない

    ・ 強く感情を動かされたら、一度立ち止まる

    この「間」を作ること。

    そして、少しでも違和感を覚えたら

    第三者に相談することです。

    「騙される可能性がある」と認識することが

    詐欺に遭わない究極の防衛術であると私は思います。

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