春には境内を彩る桜や新緑、夏には深い緑と蝉の声、秋には色づく紅葉、冬は静寂の中に凛とした空気が漂います。慈安寺の境内は、四季折々の自然に包まれながら、どなたでも気軽に訪れられる“心の余白”のような場所です。
散策を楽しむ方、ベンチで一息つくご高齢の方、 子ども連れでふらっと立ち寄るご家族——。それぞれが自然とともに過ごせる、この空間もまた、地域と共にある慈安寺の大切な風景のひとつです。
Community Engagement
地域とのつながり

慈安寺の想い
お寺は、もっと身近であたたかな場所に。
祈りの場であると同時に、地域の支えにもなれるように——。
慈安寺では、宗教・宗派を超えて、地域の方々の暮らしや学びを支える活動にも力を入れているのが特徴です。日々の安心と、人と人のつながりを大切にする取り組みをご紹介します。

取り組み

終活セミナー・仏教講座の開催
「終活って何から始めればいいの?」「仏事のマナーが不安」などの声に応える形で、慈安寺では定期的に終活セミナーや仏教講話を開催。住職によるわかりやすいお話と、相談しやすい雰囲気づくりが好評です。仏教に触れるきっかけとしても、多くの方が気軽に参加されています。

子どもたちへの学びの支援
近隣の小学校・中学校と連携し、平和学習や命の授業の場として境内を開放しています。戦没者供養の歴史や、仏教の考えに触れることで、子どもたちに「祈る心」や「いのちの重み」を感じてもらう時間を大切にしています。寺子屋のように“学びの場”として開かれたお寺づくりを目指しています。

地域防災拠点としての開放
地震や災害時に備え、慈安寺では境内を地域の一時避難所として登録・開放しています。参道や本堂脇の広場は車椅子でも移動しやすく、バリアフリー構造のトイレも完備。平時から地域の皆様と顔を合わせ、非常時にも安心して頼れる存在でありたいと考えています。
慈安寺で過ごす四季折々

春

夏

秋

冬